【GA4】ユーザー獲得レポートとトラフィック獲得レポートの違い

更新日:1月12日

 こんにちは。CCIアナリティクス担当の谷井です。

今回は、GA4の集客メニューにある「ユーザー獲得レポート」と「トラフィック獲得レポート」の違いについて解説します。

6ac652_27f8c7a63d554d44884449611bc875ee_mv2
 

どちらのメニューもユーザーがどこからサイトに来たのかが確認できるメニューですが、

集計する軸(ディメンション)が変わってきます。

 

簡単にまとめると、

 

◆ユーザー獲得 :ユーザーが初めてサイトに来訪した際の集客データ

 

◆トラフィック獲得 :訪問(セッション)ベースでの集客データ

 

となります。

 

「トラフィック獲得」はユニバーサルアナリティクス(以下UA)の集客メニューの考え方と同じです。

セッションベースでどこから来たのかを軸に集計しています。

 

一方で「ユーザー獲得」についてはGA4から新しく登場したメニューで

初回ユーザーがどこから来たかを軸に集計しています。

 

下記の図を使って集計にどのような違いが出てくるのか見てみましょう。

 
6ac652_0be7d6f2527e4b34a49b23ac5dbcd9f1_mv2

Aさんはサイトへ3回訪問し、3回目の自然検索からの訪問でCVしています。

Bさんもサイトへ3回訪問し、3回目のFacebookからの訪問でCVしています。

 

まずは、トラフィック獲得から見てみましょう。

UAと同じ考え方でセッションベースでの集計となるため、集計軸(ディメンション)は「参照元」となります。

6ac652_6bd3d2ef0412443ea855008edec01958_mv2

例えば

Googleリスティングについては、

  ユーザー数:Aさん、Bさん=2

  セッション数:Aさん1回+Bさん1回=2

  表示回数(PV数):Aさん1PV+Bさん2PV=3

 

Facebookについては、

  ユーザー数:Aさん、Bさん=2

  セッション数:Aさん1回+Bさん1回=2

  表示回数(PV数):Aさん1PV+Bさん4PV=5

  CV数:Bさんの1回のみ=1

 

となります。残りの自然検索、参照サイトAも同様です。

 

では、ユーザー獲得はどうなるのか。

前述したとおり「初回ユーザーがどこから来たか」を軸に集計するため、集計軸(ディメンション)は「最初のユーザーの参照元」となります。

このようにユーザー獲得レポートのディメンションは頭に「最初のユーザーの」がつきます。

6ac652_d1131c66ee6842f2a33e5cab454f340a_mv2

Aさん、Bさんともに初回訪問がGoogleリスティング経由での訪問となるため、

最初のユーザーの参照元は「Googleリスティング」となり、これを軸に集計されていきます。よって、集計結果は以下となります。

 

Googleリスティング

  ユーザー数:Aさん、Bさん=2

  セッション数:Aさん3回+Bさん3回=6

  表示回数(PV数):Aさん9PV+Bさん10PV=19

  CV数:Aさん1回+Bさん1回=2

 

このように、初回流入したユーザーの状況を確認することが可能になりました。

 
 

トラフィック獲得とユーザー獲得の違いについては理解頂けたかと思いますが、

実際にこのユーザー獲得レポートをどのように活用していけばいいのか分からない方もいると思います。

ユーザー獲得レポートは初回流入ユーザーの状況が確認できるメニューでした。

 

つまり、

 

どのサイトから初回訪問ユーザーを獲得すればよりCV獲得に繋がるのか

 

ということが分かるようになります。

6ac652_6ef0454f038c41afa63d9b4a66bb8e98_mv2
 

先ほどの例で見てみましょう。

トラフィック獲得レポートではFacebook、自然検索でCVがカウントされ、Googleリスティングでは0件でした。

この場合、最終CVを獲得したFacebook、自然検索は評価されますが、Googleリスティングの評価はされないことが多いかと思います。

 

一方で、ユーザー獲得レポートではGoogleリスティングにのみCVがカウントされています。

つまり、Googleリスティングから来た初回訪問ユーザーがCVに繋がったということでGoogleリスティングで初回訪問ユーザーを獲得すればよりCVの増加が期待できそうだという評価ができます。

 

今まで見えてこなかった初回訪問ユーザーの状況が分かることで、新たな視点で評価することが可能となり、より効率的なマーケティング活動に繋げられます。

 

いかがでしたでしょうか。

この記事が皆様のGA4活用のヒントになれば幸いです。

 
 

CCIではGA4の導入や計測カスタマイズなどの支援を行っております。

ご興味のある方はお問い合わせください。

 

GA4