こんにちは。CCIアナリティクス担当の谷井です。
先日CCIではファーストパーティーデータを活用した、"事業成果最大化を支援する広告配信サービス"をリリースしました。
CCI、Google広告において事業成果に基づく精緻なコンバージョンデータにより機械学習機能を最大化 ~事業成果に照準を当てた広告配信、広告効果測定が可能~
※CCIコーポレートサイトへのリンクとなります。
クッキーレス時代において、ファーパーティーデータの活用はますます重要になってきています。
今回リリースしたサービスの概要を解説するとともに裏側の仕組みもお伝えします。
2025年初頭にGoogle Chromeがサードパーティークッキーの廃止を予定しており、デジタルマーケティング業界ではクッキーレスが話題となっています。
日本でシェアの高いSafariにおいては既にサードパーティークッキーが利用できなくなっており、さらにファーストパーティークッキーにも規制がかかっている状況です。このような環境下でクッキーを活用したデジタルマーケティング施策の展開は難しく、クッキーに依存した施策の脱却が急務となっています。
そこで、今後重要になってくるのがファーストパーティーデータを活用したマーケティング施策です。
ファーストパーティーデータとは企業が直接収集したデータを指します。
具体的には
・Webサイトへのアクセスログデータ
・会員データ(年齢、性別、電話番号、メールアドレス、住所など)
・購買データ(オンライン、店舗)
・顧客コミュニケーションデータ(SNS、チャット履歴、コールセンターなど)
・商談データ
・イベント参加データやアンケート回答データ
などが挙げられ、オンライン/オフライン問わず自社で収集できる全てのデータがファーストパーティーデータに該当します。
自社が直接収集したデータをマーケティング施策に活用することで、正確性の高いデータをもとにした施策の実行が可能です。
また成約データなどオンラインでは収集できないデータも活用することで、事業成果に近い地点でのPDCAサイクルの実現も可能です。
CCIがリリースした広告配信サービスは、オンラインデータと顧客データ(ファーストパーティーデータ)を統合し、事業成果CVを最適化配信に活用することができるサービスです。
事業成果CVとは、BtoBにおける商談や成約といったオフラインで発生するようなCVをイメージすると分かりやすいかと思います。
従来の広告運用はウェブCVを最適化ポイントとして運用していますが、今回のリリースしたサービスではより事業成果に近いポイントを最適化ポイントにして配信することが可能です。
これにより、ウェブCV最大化運用から事業成果CV最大化運用へと移行し事業成果にヒットする広告運用が実現します。
以下リリースでは事例についても触れていますので是非ご確認ください。
CCI、Google広告において事業成果に基づく精緻なコンバージョンデータにより機械学習機能を最大化 ~事業成果に照準を当てた広告配信、広告効果測定が可能~
※CCIコーポレートサイトへのリンクとなります。
本サービスの配信の仕組みを簡単にご紹介します。本サービスはウェブCVデータと事業成果CVデータを統合し結びつけることで最適化配信に活用しています。
CCIではウェブ行動ログをGA4から、顧客データをお客様保有のCRMから取得し、それぞれを統合することで事業成果CVを抽出、そのデータを広告プラットフォームへと連携し最適化配信を行っています。
お客様によってデータの取得状況は様々です。本サービスの実現に向け、CCIではお客様のコンディションに合わせたサポートが可能です。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
※CCI DataDigサービスサイトへリンクします。