【GA4】2023年7月のユニバーサルアナリティクス計測終了に向けたGA4移行について

CCIの田口と申します。私は2011年のCCI入社以降、Google アナリティクス、Adobe Analyticsなどのデータを活用した分析業務、あるいはGoogleタグマネージャーを通じてのデータ計測立案・実行を行っています。


もうGoogle アナリティクス(以下GA)の管理画面の上部に分かりやすく表示されているので、多くの方がご存じかと思いますが、ユニバーサルアナリティクスの計測終了がGoogle社から3/16からアナウンスされる様になりました。


これを受け、ユニバーサルアナリティクスのデータをマーケティング施策の効果検証に活用していた多くの企業様からCCIにもGA4導入についての相談を頂戴しています。

今回はこの状況を受け、GA4移行に向けたポイントを記載します。



まずGA4ですが、ユニバーサルアナリティクスとは全く異なる計測プラットフォームとなっています。例えばデータ計測の点で言えば、GA4は以下の様にすべてイベントベースで計測を行っていくプラットフォームです。


そして、ディメンションや指標の数、そして定義についても多くの変更があります。


ディメンションで代表的なものとして挙げられるのは「直帰数(率)」がGA4では用意されてなくなりました。代わりの指標として「エンゲージメント(user_engagement)」が追加されており、以下のアクションを達成した際にカウントします。

  • サイト流入後、10秒滞在

  • 1訪問で2ページ以上の閲覧

  • コンバージョンイベント達成

そしてユーザー数のカウントも、(ユニバーサルアナリティクスに用意されていたUser-IDビューを除けば)ユニバーサルアナリティクスではファーストパーティーCookieベースで計測されていましたが、会員サイトな発番されるUser-ID(会員ID)を計測した場合はUser-IDベースでのカウントとなります。

例えば従来はデバイス跨ぎ、あるいはWebブラウザー跨ぎでCookieは変わるため、実際には同じユーザーだった場合も別々のユーザーとしてカウントしましたが、GA4では同一ユーザーとしてカウント(重複せずにカウント)します。


上記で挙げた例の様に、GA4は「ユニバーサルアナリティクスの延長線」ではなく、「コンセプトが全く異なる新たな解析ツール」となっています。

この様なコンセプトが異なる解析ツールにすぐに移行する事は現実的ではありませんので、CCIでは計測が終了する23年7月1日に向け、以下の様なスケジュール感で移行を検討する事を推奨しています。


このスケジュールで進められると、22年7月から23年6月まで1年間はユニバーサルアナリティクスとGA4を並行で運用する事が可能です。この1年を(ユニバーサルアナリティクスとの)データ乖離の違い、あるいはGA4データによる検証方法を確立する期間として有効に使う事で、2023年7月からのGA4の本格運用に備えていく…という進め方です。


今回のGA4ですが、これまで培ってきたユニバーサルアナリティクスにおけるノウハウはリセットする形になります。従来の考え方、あるいは業務フローが全くゼロになるわけではありませんが、少なくとも新たに検証方法を確立する、あるいは計測するデータ構造をイチから見直す事になります。その部分に割くリソースは決して小さくないとは認識しています。


その一方で、GA4に関しては、新たな機能追加なども用意されており、これまでは難しかった検証、あるいはデータ基盤の用意が可能になるメリットも存在します。移行に対するデメリットに対して着目しがちになりますが、CCIではGA4が有するメリット面を活かした形でお客様のGA4移行を支援できれば、と考えています。


CCIは既に多くのお客様に対し、GA4導入の支援を開始しています。Google広告との連動、あるいはBigQueryを使ったデータ連携など、興味関心が高い場合はぜひ以下のリンクからお問い合わせください。


閲覧数:29回0件のコメント