【GA4】GA4が「使いづらい」となってしまう要因と対策について

社内向けにGA4の説明をすると「GA4は使いづらい」という声を聞くケースがあります。従来GA(ユニバーサルアナリティクス)からの移行に躓くポイントとしても、よく出る声です。今回はその要因や対策をまとめてみたいと思います。


まずGA4ですが、Googleから見て4回目の大きなGAアップデートとなります。

ただ、過去のアップデートと大きく異なるのは以下2点です

  • GA4は、Firebase Analyticsをベースとして登場した計測ツール

  • レポートメニュー、設定メニューは過去GAを引き継いでいないツール)刷新されている状態)


例えば2012年にユニバーサルアナリティクスが登場した時はイベントトラッキングや(会員ID取得など)カスタム変数について変更が発生しました。そのため、改めて計測設定を行う必要はありましたが、レポートメニューは変更がありませんでした。

つまり、蓄積したデータの検証は、過去の検証方法を変える必要はありませんでした。


一方でGA4では、レポートメニューの変更も発生しています。デフォルトで用意されているレポートメニューも構成は大きく異なりますし、過去に利用していた指標(例えば、平均滞在時間や直帰率など)もGA4では現時点では存在しません。

※GA4の指標は、Google社が今後アップデートする可能性が考えられます。



改めて、ユニバーサルアナリティクスとGA4との違いを簡潔に説明すると、CCIでは以下のイメージを持っています。

つまり、GA4は真っ白なキャンパスであって、自由に描くことが可能な計測ツールです。

ユニバーサルアナリティクスまでは豊富なレポートメニューが用意されていたので、データが精緻に蓄積されていれば、手探りでデータを検証できていた、という状態でしたが、GA4では「どのような切り口でデータを検証したいのか」を、Webサイトあるいはスマートフォンの存在目的に応じ、あらかじめ検証シナリオとして検討が必要です。


もちろん当初は検証シナリオを用意していく事は時間を要すると思います。そして、更に言えば検証するためのレポートメニューをGA4では自前で用意する必要があります。そのため、GA4では「探索レポート」という機能がが用意されています。※探索レポートの詳細



その一方で、GA4を活用していくメリットとしては、以下の点が挙げられます。

  • Webサイト・スマートフォンアプリにおけるゴールまでのステップを検討する必要があるため、結果的に関係者間で重要なステップごとの達成状況を共有できる。

  • 仮説を立証するためには事前のデータ計測の重要性が高まるが、計測スキル(メジャメントスキル)を高めていく事が出来る。

  • デジタルマーケティング展開の際、あらかじめ仮説を用意できる。仮説と結果で答え合わせを行っていく事で、より精緻なマーケティング展開に向けたナレッジを、社内で蓄積していく事ができる。

上記は、私個人の見解も入っていますが、ユニバーサルアナリティクスまでの活用を考えれば、より専門的な知識やノウハウが必要になってくるのは事実だと思います。

ただ、「GA4が活用できている状態」が実現できれば、おそらくは複数の関係者間で、共通した課題の共有、対策方法のナレッジ蓄積が進んでいくのでは、と考えます。


CCIは、現時点で複数のお客様のGA4導入に携わりましたが、データ蓄積後の活用に向けた支援も行っています。以下は勉強会実施例です。


GA4は当初は使いづらい、という印象を持たれるかもしれませんが、2023年7月の本格移行に向けての準備は進めていく必要があります。GA4本格移行に向けてCCIで支援可能な要素がございましたら、ぜひ下記のお問い合わせよりご連絡ください。


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